禁煙じゃなくて”節煙”のススメ。今年一年で煙草の習慣を断ち切る事に成功したその記録。

去年まで毎日1箱~2箱吸っていた煙草。
今年に入ったタイミングで「節煙」を始めた結果、1年間で5箱か6箱の喫煙数に抑えられた。
節煙で煙草が「たしなむ程度」になった記録。

 

「禁煙中」に1本吸っちゃうと「禁煙失敗」になり、なし崩し的に喫煙習慣が再開するので、そもそも『禁煙』という事をしない。

喫煙者は「タバコは美味しいモノ」と知ってしまっている。
その美味しいモノと今後一生お別れだなんてあまりにもツラいし悲しい。
もう普通に考えて禁煙は無理。
はい。無理です。ここはそうやって開き直ろう。
「吸いたい時は吸っていいけど、基本吸わないスタンスでいこう。」と自分に言い聞かせて「節煙」にする。
あと「健康のため」を理由にするより、単純に「お金がもったいない」のほうがモチベーションを保ちやすいと思う。

 

とりあえず、煙草を買わない。

「だから、それができないんだよ。」という突っ込みはわかっている。
まあまずは、いつもの「禁煙」的なやつをとりあえずやる。
今持っている煙草がカラになるまで大切に吸い終わったら、一旦煙草買うのをやめる。
「禁煙」と違うのは、どうにも我慢ができなかったら買って吸ってもいいルールである事。
ただし、その1箱を吸い終わったらもう次は買わないつもりで吸う。
吸ってしまっても負けではないし、節煙は終わらない。

 

当たり前にあるものではなく、ご褒美にする。

喫煙者オンリーの飲みに参加した時。
これがこの一年で煙草を数箱買った唯一の理由。
お酒飲みながら煙草吸いたい。
周りが吸ってたらもうそれは間違いなく我慢できない。
そんな時だけ、「ご褒美」と自分に言い聞かせて吸った。
お酒自体もそういう時しか飲まないのでちょうど良かった。
そして、残った煙草は数日かけて帰宅中のコンビニの前とかで少しずつ堪能した。
煙草が無いのが日常。有るのが非日常。
そうなったら煙草の習慣から解き放たれた証拠。
今その状態に持ってこられてとても満足している。

 

節煙した結果(良かった事/悪かった事)

プラス面だけかと思いきや、そうでもなかった。

■良かった事
・煙草代が浮く
・煙草に合わせて飲んでいたコーヒー代が浮く
・目覚めのあのダルさや喉の痛みが無い
・息・体・服が煙草臭くなくなる
・灰皿掃除からの開放
・喫煙所探しからの開放
・職場の喫煙所付き合いからの開放
 ※大切な事と思い込んでいたけど、実はそうでもなかった。

■悪かった事?
・もちろん努力不足だが、太る
 ※吸うかわりに食べてしまう&吸うために動く事がなくなる。
・無関係だろうが、中年の今になって初めてアトピー性皮膚炎発症
 ※血行が良くなった(変化した)所為だと勝手に理由づける。
・ただの老化だろうが、なんだか顔が少し老けた気がする
 ※吸うための筋肉が弱まったから?煙草やめてお肌ツヤツヤになるはずだったのに。
・別に風邪の治りは早くない
 ※以前は風邪中でも痰をゴロンゴロン言わせながら煙草を吸っていて、
  治りが遅いのは煙草の所為だと思っていたけど、変わらなかった。
・一年に二度くらい、ライターが無くて困る事があった
 ※服の値札タグの焼き切り&ケーキのローソクへの点火

 

最後に

もしかしたら飲みに誘われなければこの一年煙草を吸わなかったのか?
いやいやいや、そんな馬鹿な・・・。

正直今でも吸いたい。あれば吸いたい。
無いから吸わない。ただそれだけ。
この吸いたい気持ちは禁断症状っていうよりも、深夜のお菓子と同じレベル。
そこまでの存在にこの一年で落とせた。健全健全。

そういう感じ。

 

追記:2018年になって

上の投稿をしたのが2014年末。
それから3年以上経った2018年夏の現在。

完全にタバコの習慣(吸いたい欲求)断ち切ることに成功しました。

始めた当初は投稿のとおり、数ヶ月に数本かは吸ってた。
それがいつのまにか隣に吸ってる人がいても欲しくなくなった。
多分2年くらい、1本も吸っていないと思う。

それに「タバコのにおい」に触れる機会もだいぶ減ったよね。
周りの喫煙者が「アイコス」「プルームテック」とかの加熱式に切り替えたから、飲みの席でも「においにつられて」ということが発生しない。

(書きかけ)