45歳のオッサンだけどマウスピースの歯列矯正を始めたよ。その2

歯列矯正

現在マウスピース4つ目。

3つ目からアタッチメント(歯に直接付ける突起物)と振動の加速装置を始めて、5日交換から4日交換にスピードアップ。
マウスピース約100個交換だから、500日(一年半)から、400日(一年一か月)に短縮。やったぜ。

とりあえず、順調なのは良いのだけれど…。

↓前回の記事はこちら↓

アタッチメントについて

歯を目的の方向に動かすために歯に直接付ける白い突起物。
それがインビザライン矯正の「アタッチメント」と呼ばれるモノ。
マウスピース側もアタッチメントの形に出っ張ってます。

いやー、これが大変で。

つけなきゃならない理由はわかる。マウスピースだけじゃあ、やっぱり歯はなかなか動いてくれないのだと思うし、矯正期間が短縮されるなら「No」は絶対に無い。

だけど、アタッチメントを付けるまでは歯にマウスピースをつけていることなんて本当に誰にも気づかれないレベルの自然な感じだったのに、歯に突起物付けられるとさすがに「ん?」って気づかれる程度にはなる。これって「見た目が自然で矯正していることが周囲に気づかれにくい」っていうマウスピース矯正の利点が崩れるのだよね。まあ「ワイヤー矯正と比べたら」マシかもしれないけれども。

さらに、アタッチメントのせいでマウスピースがめちゃくちゃ外しづらくなった!
アタッチメント付けるまでは、それこそ「カチャッ、カチャッ、スッ。。。」っていう感じでほんの数秒でスマートにマウスピースの付け外しができたのに、アタッチメントがガッチリ引っかかっているせいでそれが不可能になった。奥歯のほうからガガッとつまんで「ンガガガガッ、パキパキッ!」ってかなり強引に外さなければならない。マウスピースの変形を恐れてソフトにやってたらマウスピースと歯に挟まれて唇から出血する事故が発生するのでマジで思い切ってやったほうが良い。マウスピースは少し変形するかもしれないけど多分砕けないので。

ちなみにアタッチメントのひっかかりから取るように上手にマウスピースを外さないと、「バキッ」とアタッチメントごと外れてしまうので注意。俺はアタッチメントを付けた翌日にそれでまた歯医者に行くハメになった。
「マウスピース矯正は通院回数少なくて済むんじゃないんかい!」と自分の失敗ながらイライラしてしまった(笑)。

あと、アタッチメントが歯に付いた状態でご飯を食べる時の違和感がものすごい。前歯と唇の間に食べ物が挟まってる感じがすごくするし、結構アタッチメントはエッジが立ってる(角が尖ってる)から確認で舌を前歯に回すと結構ザラザラ痛い。ただ、この違和感は2、3日でなんとなく感じなくなる。歯と唇の間にあるのがアタッチメントなのか、食べ物なのか、なんとなくわかるようになる。人間の適応力って凄い。

加速装置について

こんな黒いやつ。

ネットで検索すると白いステキな加速装置ばっかりで「なんで俺はこれなん?」って感じなのだけど、とりあえずこれでブイーンって一日一回、歯に振動を与えると、歯の移動が促進されるらしい。

この装置はタイマー付きで1回4分。表裏合わせて8分。さすがに人目のある外で咥えられないから、就寝前くらいのタイミングでやってる。気分でちょっと多めにやってる。やればやるほど早くなるわけじゃないと思うけど、足りなくて歯が動くのが遅かったらイヤなので。

今現在、一番の苦しみ

マウスピース矯正を始めて、今一番感じている苦しみ。

それは「食事中、歯が痛い」こと。

マウスピース装着中はコーヒー飲めなかったり間食できなかったりとか、歯の移動で歯間が広がって食べ物が詰まることとか、上でも書いたとおりマウスピースが外れなくてイライラすることとか、いろいろあるけれど、そんなことは小さい小さい。

食べること大好きな俺にとっては、ちょっと固いものを噛むとズッキンズッキン歯が痛むので食事に集中できないことがとてもつらい。フワッフワッと気を使いながらソフトに咀嚼しないとなのがつらい。米、パンは大丈夫なのだけど、特別固くないはずの肉、野菜を噛むのがつらい。。

奥歯から移動しているから今は特に痛く感じるのかな?早くこの時期が過ぎてほしい。
マウスピース装着後の「チューイー」噛むのもなかなかの苦痛。

つづく。