「エレクトリカルパレーズ」観て、アウトプットしておきたいこの気持ち。

テレワークしながら横に置いたサブPCで流し観したけれど、最終的にはかなり引きこまれてしまった。
一応仕事しながらだから、ちょいちょい話を聞き逃して数分戻したりして、観終わるまで結構時間がかかった。

念のため説明すると、吉本のコンビ芸人ニューヨークのYoutubeチャンネルにある2時間8分の長編動画「ザ・エレクトリカルパレーズ」のことね。

きっかけは正月の新春おもしろ荘に出ていた「来いよ…!」の「ワラバランス」に興味をもって、いろいろ検索したらワラバランスの宮崎が出ている、というのでそれなら観てみよう、となった。

以下ネタバレ含むので、ゼロから楽しみたい人は先に観てしまってどうぞ。

 

「ザ・エレクトリカルパレーズ」感想

まずクレーム(笑)

動画ページの最初の固定コメントに、『ネタバレ厳禁です。コメントは本編を見た後にご覧ください。』ってあったので、この動画は何かネタが仕込まれたものか、または丸ごと作り物のネタそのもので、動画内で語られるエレクトリカルパレーズはこの動画内だけのフィクションの存在だと思って最後まで観てしまったよ。終わってから、あら?実話に基づくドキュメンタリーだったの?って理解した感じ。みんな演技上手いなー、と思っていたけど、ほぼナチュラルな反応だったってことね、納得。

で、その「エレクトリカルパレーズ」。

まさに若さゆえの青春、というか。近からず遠からずのことが、確かに自分にもあった。学生時代の、さらにほんの短い期間の不思議な仲間意識というかチカラ関係というか。修学旅行の自由行動のときだけ、なぜか自然と割とイケイケのメンバーが集まって行動を共にするような。何かの間違った流れで自分もそのグループに混ざってしまい、普段より高いカーストに所属している高揚感で痛々しいほどイキがっちゃうような。『濃いメンツで飲んだ!(カシャッ)』は一番薄いヤツがSNSにあげがち、のような。思い出さないように思い出さないように、無かったことにしてそっと奥のほうに収納しているもの。そういうものを第三者(ニューヨーク)が関係者とその周辺への聞き込みでさらけ出していく、という動画。

エレクトリカルパレーズがどういうものか気になるものの、自分自身のしまい込んでいたモノが勝手に出てくるので観ていてヒヤヒヤする。

もし自分が若い時に「エレクトリカルパレーズ」のような存在が近くにあったらどうしたかなぁ。多分、所属は絶対せずに、無関係で眼中にも無いことを装いつつも、内心は凄く気になっていて、一部のメンバーとはこっそり交流をもって、コソコソ内情を聞き出して、たまにオイシイところのおこぼれを貰うような…、そんな動きをしたと思う…。

おっと!また何か思い出しそうでムズムズしてきた!